青少年健康力育成フォーラムの様子
2025年10月25日(土)、東京都北区赤羽会館小ホールにおいて、第4回青少年健康力育成フォーラム
「トップアスリートが考える健康の流儀」を開催しました。
今回のゲストは、元東京大学野球部監督で全日本野球協会常務理事・選手強化委員長の平野裕一先生と、
元NHKアナウンサーで日本スポーツ協会常務理事の山本浩先生です。
はじめに、平野先生から
・健康のためにも、競技力向上のためにも、「運動」「栄養」「休養」の3つのバランスが重要
・過去は運動量に傾いていたが、最近は運動の効率も考えられるようになってきた
・食事は、身体作り、疲労回復、心理的な満足に加えて、食べるタイミンクや食べ合わせ、
減量法やリフィーディングについても視点がもたれるようになっている。
・休養は、次の試合でのパフォーマンス向上のために考えられるようになり、特に成長ホルモンが
分泌される「黄金の90分」は、壊れた筋肉の修復だけでなく、子どもの成長や成人の
アンチエイジングにとっても大切である
などのお話をいただきました。
続いて、山本先生から「スポーツ世界に求める健康」について
・「健康」を担保するための手立て、スポーツ界への要請
・なんとなく知った気になっていないか、そこに科学的な裏付けはあるか
・少子化とスポーツ、子どもの特性を考える必要性、子どもに軸足を置いた考え方
・スポーツ界が健康であるために「深謀遠慮のアプローチ」の必要性
についてのお話をいただきました。
ご参加いただいた会場の皆さまとの質疑応答の時間では、
・指導者、競技者のメンタルケア
・スポーツ界全体への提言
に関する質問があり、平野先生、山本先生に丁寧に答えていただきました。
続いての対談の時間では、本会理事の鬼頭英明がコーディネーターを務め、
・私たちには見えないトップアスリートの裏話
・ドーピングの現在と未来
・今後のスポーツ界への展望
等についてお話をいただき、活発な意見交換が行われました。
ご参加いただいた皆さまからは、
・とてもよいお話であっという間に時間が過ぎてしまった
・お二人の先生のお話をもっともっとお聞きしたかった
との感想をいただきました。














